・満月の夜
湿った空気が肌に馴染む感覚に、季節の変わり目を感じる。どこか遠くで鳴る雨音は、耳の奥を静かに撫でていく。自分自身の在り方や、これからの歩みにふと思いを馳せる夜もあるだろう。胸の奥に漂う小さなざわめきも、今はまだ輪郭の見えない遠い出来事に過ぎない。
明日の朝は、凪いだ水面のように静かに動き出す。昼には街に支払いのリズムが訪れ、夜には画面の向こう側が賑わいを見せるだろう。雨とともに、何らかの答えが街に降りてくる。月は満ちていく過程にあり、夜の光を確かに湛えている。
明日は空模様が変わりやすいので、お気に入りの傘を鞄に忍ばせておく。そして、寝る前はスマートフォンの光を遠ざけて、心身をゆっくりと休める。窓辺で温かい飲み物を手に取り、静かに瞳を閉じる。
クロ・陽葵・優月が、この夜の手紙を読んでいます (全国・関東の版があります)
この夜の地域版 — 関東